2007年式サーバ改造編

このところのAMD対Intelの価格破壊競争といったら、ちょっと前には考えられない状況になってますね。IntelがCore2シリーズをリリースしてからは、NetBurst系PentiumDなどで、Athlon64シリーズに性能で大きく水をあけられていたものですから、その逆襲たるや、すごいものがあります。我がAMD陣営も価格の大幅値下げで対抗するも、次々に繰り出されるIntelの刺客にちょっと分が悪い状況となっていました。その上、Coreシリーズの4月の大幅値下げ。AMDもうかうか市ていられません。
さらに、低価格路線である、Celeronシリーズも、ついにNetBurstアーキテクチャーからCoreアーキテクチャーへと完全に転換し、このほどCeleron400シリーズとして、ついに発売開始。さらに今までのネームバリューも利用しようという路線から、Pentiumという名前まで復活。Pentium Dual-Coreシリーズとして、Coreマイクロアーキテクチャー採用の新シリーズとして、登場しました。特に、Pentium Dual-Coreシリーズは、Conroeシリーズの最廉価バージョン。AMDのAthlon64 X2 3600+や3800+クラスのCPUと完全にライバル関係となります。

現在の鯖マシンは、Prescott-Vコアである、CeleronD 326は、2.53GHz動作ですが、TDPが89Wと高く、(それでも初期のプレスコよりははるかにマシにはなってます。)Celeron400シリーズ登場の際には交換しようと目論んでおりました。
しかし、急遽、Pentium Dual-Coreの発売、さらには、非常に安い!ということ、また、マザーが今のところCeleron400シリーズ対応BIOSがリリースされていないこと、Pentium Dual-Core対応BIOSがリリースされていることから、思い切って、Pentium Dual-Core E2160を導入してみました。


パッケージデザインも大きく変わりました。

BIOSはすでにアップデート済みでしたので、単純に載せかえればハードウェア的にはOKです。


新しいPentium Dual-Core。1.8GHz動作です。


今までのCeleron326。2.53GHz動作

TDPが65Wに下がりましたが、CPUクーラーはほぼ同じでした。


左がCeleron付属。右がPentium Dual-Core付属のリテールクーラー。


Pentium Dual-Core用クーラーの方が、若干羽の大きさが大きいようですが、同じと考えたほうが良いかも。

問題は、今まではシングルコアだったので、ちゃんとデュアルコアをWindowsが認識できるかどうかです。一般的には、SigleCoreとDualCoreを変えてしまうと、最悪Windowsが起動しなくなりますが、今回のケースはまさにこのパターンです。しかし、鯖マシンですので、大量のアプリがインストールされており、何としても再インストールは避けねばなりません。
HALを変更すれば上手く行く可能性もありますので、今回はこのパターンでやってみました。

幸い、Windowsは無事に起動。CPUも認識はされたようです。
デバイスマネージャーを開くと、CPUは2コア認識されていました。

しかしながら、タスクマネージャーを見ると1コアしか認識されていません。

そこで、HALの変更です。
まずはデバイスマネージャーから「コンピューター」を開きます。すると確かに「ACPIマルチプロセッサ」にはなっていました。

そこで、もう一度、互換性のあるデバイスリストから、「ACPIマルチプロセッサ」にドライバをアップグレード。

続いて、「プロセッサ」の項目から、同じく互換性のあるデバイスリストから「Intelプロセッサ」をインストール。これを両方のコアに対して行います。そのまま再起動すると、ちゃんと無事にタスクマネージャー上でも2コア認識されました。

念のため、タスクマネージャーを開いて、負荷のかかる作業を行ってみます。ちなみに、今回は、TMPGEnc3.0を使用して、約20分のMPEGファイルをWMV形式にエンコードしたところ、約1時間16分で完了。Celeronの時は4時間近くかかっていましたので、やはり大幅なパワーアップにはなりました。

2007,6,7

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