GeForce8600GTS

DirectX 10がWindowsVistaのみのサポートとなり、XPではDirectX 10のサポートが無いことが決定しておりますが、正式なDirectX 10対応グラフィックボードは、nVIDIAのGeForce8000シリーズとRADEON 2000シリーズのみとなっておりますね。nVIDIAは8800シリーズをリリース後、順調にメインストリーム向けの8600、8500シリーズもリリースしました。
翻って、我が鯖マシンのグラフィックボードはGeForce7100GSなどという、本当にローエンドなモノが装着されているのですが、録画マシンとしては考えた場合、やはりどうしても描画性能が劣るのが明らかであり、特にWMVファイルを再生したりすると、早送り途中でとまってしまうような挙動が出ておりました。
そこで、いつものように「ところてん」方式で、メインマシンに8600GTSを装着。お下がりとなった、7900GSを鯖マシンに取り付け…という方法でアップグレードを図ることにしてみました。


上がGeForce8600GTS。玄人志向製品ですが、中身はいつものように、Sparkle製でした。ファンの形状がMSI製よりも羽が多く、ややウルさそうです。


お約束のPCI-Express用電源コネクタも必要です。ちなみに、GeForce7900GSの基本スペックは、コアクロック450MHz、メモリクロック1320MHz、シェーダユニットは20個、メモリバス幅は256bitと、7900GTのシェーダユニット数を減らしただけで、そのほかのスペックは7900GTとほぼ同じです。いわゆる、ハイエンドクラスに属するカードですが、ハイエンドクラスの中での最もローコストな製品ですね。これに比べて、8600GTSはコアクロック675MHz、メモリクロック2000MHzとクロックスピードは、7900GSよりも大幅に早いのですが、メモリバス幅が128bitと半分しかありません。いわゆる、ミドルクラスレンジの製品ですが、その中でも最も高速な製品です。

あきらかに、ミドルクラスと思わされたのが、VISTAのエクスペリエンスインデックスの数値。特にグラフィックスコアのゲームでの数値です。


7900GSのスコア。下から2番目の数値が5.8。


8600GTSのスコア。下から2番目の数値が5.6と明らかに劣化しています。

この数値の元となるモノが何なのかよくわからないのですが、少なくとも、3DMark06では大幅にスコアアップしてます。


一番上が8600GTS、その次が7900GS。どちらもOSはXP。DirectX9のアプリでは結構早いということなのでしょうか…
そうと思わせる結果がLostPlanetのDX9版とDX10版での結果なのですが…


DX9版…Snow24、Cave35


DX10版…Snow20、Cave21

上二つはLOSTPLANETのベンチ。WinVISTAでの結果ですが、明らかにDX9の方が早く、DX10のほうが著しく遅いのです。

ドライバの完成度の問題なのか、アプリ側の最適化の問題なのかは何とも言えないようですが…
とりあえず、8000シリーズはまもなく値下げという話も出ておりますし、現時点では、7900GSがやはりコストパフォーマンス的にも最良のようですね。ちなみに価格的に言えば、7900GSは\20,000を切る価格、8600GTSは\30,000前後。価格的に言っても7900GSのほうが幸せになれそうです。
8500、8600シリーズを敢えて選ぶ理由がるとすれば、強力な動画再生支援機能でしょう。純粋な3Dグラフィック機能で言えば、買い換えるほどのものではないでしょうね。


2007,7,1

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