2008年式メインマシン AMD700シリーズチップセット

2008年ですね。
昨年はAMDさんスベリまくりで、期待の大きかったPhenomで思いっきりコケました。私も期待していた一人として、本当に残念でなりません。
昨年のアップグレードは、鯖マシンを主に改造してまして、メインマシンは大きな改造ってしていませんでした。しいて言えば、マザーをM2N-PV-VMからM2N-Eに交換したくらいで、チップセットも大きく変えてはいません。AMD系のチップセットと言えば、事実上NVIDIA一択しかありませんでしたし、ATIのSB600もそこそこ話題にはなりましたが、どちらかと言えば、690GのHDMIをチップセットでサポートすると言う事で話題になったチップであり、またSB600も爆熱nForceのアンチとして低消費電力なサウスとしての話題が、大きかったように思います。
しかし、昨年末から今年にかけて大きく状況が変わりつつあります。それというのも、冒頭でのPhenomの件ですな。それとSB600はいわゆるAMD純正チップセットの標準サウスブリッジではありますが、他メーカー品に比べると大きく見劣りしてますしね。

おさらいですが、Phenom9000シリーズはAMDが発売開始した4コアのCPU。AthlonX2が2コアであるのに対し、4コアとコア数倍増。IntelのCore2quadの対抗品となるCPUです。
ところが、あまりにもIntel製品と比べて劣る部分が目立つ製品となってしまいました。
ベンチなどでは、軒並み惨敗。これはプログラムがIntelCPUに最適化されている可能性もあるため、一概に劣るとは言えないかもしれませんが、IntelがNetBurstで犯した爆熱仕様と同様の現象、すなわち、TDP130Wなどという、空冷マシンの限界ともいえる爆熱仕様のCPUとなってしまったから。更に致命的なTLBエラッタなるCPUのバグとでも言うようなモノが発売後に発見されてしまいました。エラッタを回避する方法は対応BIOSで可能なのですが、これを有効にすると、20%程度の速度低下が起こる可能性がある、とのコメントもAMDから出されています。

そんなわけで、現在多くのAMD使いの皆さんが、次期C1ステッピングのPhenomを待ってる状況なんですね。

Phenomに完全対応するチップセットがAMD700シリーズとなるのですが、一足先にマザーボードの交換を含めて、今年のメインマシン(となる予定)を作りました。

まず、キモとなるマザーボードですが、今までASUSしか考えられなかったのですが、今回はGIGABYTE製品に行ってみました。で、購入したのが、GA-MA770-DS3というAMD770チップセットを搭載した、廉価版のマザーです。

今回はそれに加え、Phenomまでのつなぎとして、Athlon64X2 5000+BlackEdition、それに最廉価なDirectX 10対応カードである、Radeon HD 2400PROをあわせて購入。主要3点パーツで約30,000円と比較的安価な組み合わせです。
このほかにはいつものHGST製の160GBハードディスク、HDS721616PLAT80と、電源、ケース、メモリなどを合わせて、50,000円以下での組み合わせとなりました。ちなみに、HGSTのHDD、特にHDS721616PLAT80は、多分10台以上購入しているような気がします。

で、さっそく組み立ててみました。

ちなみに、CPUクーラーはAthlon64X2 6000+のリテールクーラー。昨年度のメインマシンであるAthlon64X2 6000+マシンはクーラーを交換しておりましたので、余ったクーラーの有効利用です。今回使用するのには充分なクーラーでしょう。

AM2+の記載が見られます。メモリはDDR2 1066MHzまで対応。但し、AthlonX2系では800MHzまでの対応なので、オーバークロック用途で使用する場合に、安心感が違うと思います。

Radeon HD 2400PROはファンレス仕様。ミドルタワーケースではオーバーヒートの心配は少ないと思います。実際、3D系ベンチである、3DMark06を回しても、室温18度でGPUコア34℃と、あまり高温とはならないようです。しかしながら、過去の3Dゲームならいざ知らず、最新の3Dゲームは(特にDirectX10を使用するようなゲーム)ちょっと辛いでしょうね。
WindowsAeroはきちんと動きますので、Vista用の最低限のグラフィックボードと思えば\5000以下で買えるので、お勧めできるグラフィックボードではあります。

(但し、ドライバの導入にはちょっとコツがいるようです。この製品だけのクセなのか、マザーボードとの相性なのか、標準のインストーラーからはインストールできず、デバイスマネージャーからしかインストールできませんでした。インストール後は安定しており、突如落ちるとか、ブラックアウトするような現象は今のところ見られません。)

WindowsVistaをインストールして、さっそくベンチです。
super_pi104万桁は定格34秒、OC 3GHzで、31秒 同じく3.1GHzで30秒。
ちなみに、Athlon64X2 6000+の定格3.0GHzは29秒でしたので、2秒ほど遅いのですが、2次キャッシュの違いで2秒の差が出ていると思います。104万桁だと、計算データのサイズがちょうど1Mとなり、6000+だと、キャッシュに収まるからだと思います。やはりキャッシュ容量は意外と重要ですね。

2008,1,20

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