AMD FUSION APU

関東から東北の太平洋岸で大変大きな災害が発生してしまいました。みなさんご存知の東北関東大震災です。我が家も若干ですが、外壁や基礎にクラックが入ってしまいました。福島、宮城、岩手などの沿岸部に比べれば、全然問題ないレベルですが、やはり、建物が傾いたりしますと何かと不安です。さらに、福島第一原発の放射線漏洩事故…これこそ、いつまで影響が続くかわかりません。私が住んでいるところは、幸い、原発から150km位離れてますから、今すぐ退避しないといけないといったことはありませんが、県が発表している放射能レベルはよそに比べればやっぱり高く、何かと不安を感じざるを得ません。東電には呆れるやら情けないやらで、どうにもならない状況だけに怒りがこみ上げてきます。

関東地方は計画停電の実施で、いっそうの節電が求められるのですが、ジサカーとしてみれば、自宅鯖を立てているだけで非難の嵐ですよね。鯖もいっそうの節電が求められるのは言うまでもありません。
11年度版の鯖は消費電力削減をテーマに改めて鯖マシンを作ってみました。

最も低消費電力で作れるマシンといえば、やはりATOMマシンになるのでしょうが、ATOMマシンでは根本的に非力なCPUと如何しようもないほどのグラフィック性能。一時ATOMマシンで鯖立てたこともありましたが、普段から普通のPCとして使えるマシンを鯖と併用することを目指している私としては、いかんせん普段使いでのモッサリ感がどうにもならないのです。
今年のはじめにAMDから発表された、FUSION APUですが、ATOM並の性能で、IONより強力な内蔵グラフィックを引っさげて颯爽と登場してきたのは記憶に新しいところです。
なにやら、FullHDもサクサク動くと言うではありませんか!
AMD好きな私としては、これを使わない手はないではありませんか。ということで、秋葉原まで出向いて、いろいろ漁ってみました。

今年の鯖マシンのテーマは…
1 何よりも低消費電力であること。
2 普段使いがサクサクしていること
3 大画面テレビに接続して、テレビ録画マシンとしても使えること
4 できれば、テレビ台の中に置いておきたい

これおを満たすには…
1 ATOMかFUSION APU。またはATOM+IONでも可
2 ATOM使いの時の何をするにしてもワンテンポ遅れる感覚を避けるため、HDDはデータ用として、システム用としては、SSDを使う。
3 大画面テレビに出力するのだから、HDMIは必須。
4 横置き可能で、できるだけ家電っぽいケース。なるべく小さいモノがイイ!

ということで、買ってきたのが、GIGABYTEのGA-E350N-USB3です。これを核として、他のパーツも選択してみました。

SSDは、システムとデータを分けるので、大きい容量の物は不要。アクセス速度は不利にはなりますが、それでもHDDよりは圧倒的に早いということで、INTELのX25-Vを選択。HDDは低消費電力を目指し、2.5インチでコストパフォーマンスの良いものでOK。東芝のMK5065GSX、5400RPM、500GBのものを購入。
家電っぽいmini-ITXケースって意外と少なくて、だいたいキューブ系か、極端に小さいモノが多く、ストレージの搭載で2.5インチ2台積むと、光学系ドライブが積めないとか、結構制限があったりします。
今回、選んだのは、centuryから発売されている、CF-6719っていう、mini-ITXケースとしては、比較的横幅があるものとなりました。

mini-ITXケースとしては、比較的大柄です。よって配線もやり易い。電源は150W物が付属していました。小型機の宿命でしょうが、やはりファン音は比較的大きいと言わざるを得ません。しかし、電源よりもケースファンが電源以上にウルサイ。40ミリでかなり肉厚のあるファンなので、こっちのほうが耳障り。

あまりにもウルサイので、交換。交換したあとのファンです。3.5インチHDDを積むわけじゃないので、多少エアーが流れてくれればOK。これを変えただけで、体感上の音は半分程度までにはなりました。

ベイ用トレイを装着したところ。3.5インチHDDベイは、2.5インチ変換アダプタを介して2.5インチSSDと2.5インチHDDを搭載しました。


AMDのシステムにINTELのSSDでも特に問題ありません(笑)数あるSSDの中でも、比較的安いし、プチフリの話もあまり聞きませんし。

SSDの下に東芝製MK5065GSX、2.5インチHDDを取り付けています。3.5インチ-2.5インチ変換金具を使用して、3.5インチベイの取り付け。
ここでちょっとした落とし穴が…

買ってきたのはこのマウンタ(アイネックス製HDM-19という製品)

横から、SSDをネジ止めして、ベイへも横からネジ止めするタイプのもの。この製品の下側のネジ穴らしき物は、80ミリFAN用のネジ穴。一般的な3.5インチHDDは横方向のネジ穴と下側(基板側)にもネジ穴があります。普通、ATXケースでも、マイクロATXケースでも、HDDの側面にネジ止めする方法が一般的。すなわち、この製品のコンセプトは正しいのですが、今回使用したケースCF-6719には、側面からネジ止めする穴がない!下側(基板側)からしかネジ止めできない構造になっていました。

苦肉の策として、幸い、今回のケースの3.5インチHDDベイは、2.5インチHDDベイを兼ねており、いづれのHDDでも取り付けられるようにネジ穴が明いていました。

そこで、SSDは変換マウンタにネジ止めし、その下側に東芝HDDを挿し込んでから、マウンタ裏側から東芝HDDにネジ止めという多少アクロバティックな搭載方法を取らざるを得ませんでした。ま、ネジをきっちり締めておけば、マウンタがずれることはなさそうです。

光学ドライブ。SATAならなんでもいいので、適当に買ってきました。メーカーは多分、Phillips-LiteOn製のDVDマルチドライブ(だと思います。特に気にしないで買ったもので。)
スリムドライブは取り付けネジも小さいので、精密ドライバーが必須です。笑

後ろ側。拡張スロットの部分が使用できません。

前側。USB2.0ポートが2つのほか、マイクINと、スピーカーOUTのミニジャック端子。
電源スイッチは真ん中の銀色の部分が電源スイッチになってます。

HDMI出力で、液晶テレビ(パナソニック、TH-L37S)につないで音声もHDMIから出力させています。実際の使用感ですが、ATOMよりはマシ。でもATOMだとFull-HD出力がグラフィックボードを取り付けてなければまず不可能ですが、FusionAPUだと、ごく普通に出力できますし、地デジテレビもコマ落ちなしで見ることができます。
でも、楽勝で…という程までには至っていません。

地デジ視聴中のCPU使用率。50%程度まで使用率が上がります。この状態で、他の事、例えばIEを起動させたり、裏でウイルススキャンが始まったりすると、あっという間に100%近くに張り付きます。

地デジ視聴中だと、画面キャプチャができないので、デジカメで撮影。

今年ほど節電が叫ばれている年はありません。鯖の電力削減で、節電に協力させていただこうと思います。

11,04,16

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