メインマシンのアップグレード

AMD系プラットフォームで、最近最も気になる出来事といえば、AthlonXPの発売とnVIDIAから発表された新チップセットが、噂のnForceです。
特にnForceは2001年の春先に発表され、搭載マザーがなかなか発売されすやきもきさせられましたが、とうとうMSIからnForce搭載マザーが発売されました。
聞くところによると、nForceはIGP(ノースブリッジ)とMCP(サウスブリッジ)間はAMDが開発したHyper Transportで結ばれるため、800MB/Secという高速転送が可能。
更にDDRメモリとIGP間はメモリの使い方によっては、TwinBankMemoryArchitectureという仕様により、帯域を通常の2倍のレートである4.2GB/SecというRDRAMをも超える転送能力を有しているという、今までにない高速チップセットです。
そんなチップセットを搭載したマザーがMSIからK7N420Dとして店頭に並びました。

いままで使っていたASUS A7M266は安定性は抜群なのですが、いかんせんノースサウス間がPCI接続であり、今となっては高速とは言えない状況になってきました。
そこで、AthlonXPを導入するついでに、人柱覚悟でK7N420DとAthlonXP1600+を導入してみました。

AthlonXP1600+
今までのAthlonとはちょっと違い、キャパシタが裏側に移動しています。

 

MSI K7N420D
サウスはハードウェアレベルで5.1Chサウンドを実現するMCP-D

さて、CPUとマザーを交換、ほかのパーツは一切変えていないという条件でWinMEをクリーンインストールした上で、定番ベンチの3DMark2001を走らせて見ました。
ところが、さすが初物マザー…
まずはonboardのLANが使えません。ドライバをいれてはいるのですが、デバイスマネージャーで見てみると、ドライバはOKのようですが、IRQが当たっているようで使い物になりません。結局もともとのPCIカードでLANは使えるようになりました。が、システムタイマが機能していません。更に強烈なのが、ACPIが不完全な状態となっているようで、サスペンドが使えない。特にWin2Kでは電源が落ちないという状況に陥りました。また、これはMSIのボード設計の問題と思われますが、ATX電源コネクタをいったん挿すと、とっても抜きづらいレイアウトです。USBのIOコネクタと電源コネクタの間隔が狭いため、指を入れてフックを押しながら抜くという行為が極めて困難です。また、FDDコネクタとUSBピンヘッダーなどのコネクタ接続場所が一箇所に集中しているため、作業が非常にやりにくいレイアウトです。これはぜひとも改善していただきたい点ですね。

そんなわけで「現状では」安定性に欠ける「nForce」と判断した私は、すかさずKT266A搭載マザーの導入に踏み切りました。

で、購入したのが一番実績があると思われたGIGA-BYTEのGA7-VTXE。

一番実績があると思われたGA7-VTXE…ところが…

新旧マザーの揃い踏み

ところが…
BIOSの設定を変えて再起動させるとVGAに信号が行かないという現象が発生。Defalt設定に戻してもまったく症状が変わらないという状態に陥り、あっけなく撃沈。
更に初期不良と思い、ショップに交換させてもまったく同じ状態…相性かと思い、主だったパーツを交換してもダメ。最終的にすべてのパーツを交換(CPUもAthlon1.33に交換)してもダメ。FSBを100に設定すると大丈夫のようですが…
原因は不明ですが、マザーのパーツそのものに問題があるのかもというショップの店長さん(ありがとうパソコン工房水戸店さん)の慰めもあり、結局ASUSのA7V266Eに交換してもらい、やっと無事に組み終わりました。

で、やっとベンチのお話です。

3DMark2001の結果です。


Athlon1.33とAMD760チップ


AthlonXP1600+とKT266Aチップ


AthlonXP1600+とnForceチップ やっぱり一番早い!

ま、予想通り、K7N420Dが一番早かったという結果にはなりました。BIOSのVerから考えても、初期Verでこれだけの成績を残しているわけですから、これからBIOSのチューニングが進めば、結構速くなると思います。潜在能力は結構高そうなnForceということが言い切れると思います。

もうちょっと待って、ASUSから発売されたA7N266Eあたりを買っておけば良かったかな?などと思いはしますが、A7V266Eを買ってすぐにA7Nというのもすごく無駄遣いをしているようで、それも難しいことです。初物はある程度覚悟はしておりましたが、GA7-VTXEで外れるとは、今年の私を暗示しているようです。

2002,1,5

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