FNV日記 番外編 ジサクピーシーのつくりかた(Celeron D 326編)

突然ですが、日本で一番売れているCPUってご存知ですか?そう、Celeronですね。自作界では、お世辞にも売れてるとは言いがたいCPUですが、メーカー製PCとなると、やはり販売価格が一番重要な要素となるのは明らかです。コストダウンに最も効くのがCPUですね。日本のメーカー製PCではノートでもデスクトップでもミドルクラスくらいまでのPCには、ほとんどCeleronが搭載されていますね。
PC雑誌とかでは、ミドルクラスやエントリークラスのPCはそんなに紹介されませんから、あんまり売れてるというイメージはないかも知れませんが、新聞の折込チラシなどで入ってくる、家電量販店のチラシのPCのところを見ると、よーくわかりますね。
まず、Athlon X2 64搭載PCなんてのはまずありません。あっても極めて珍しいか、ショップブランドに毛が生えたようなPCにしか搭載されていません。次に、載ってるのはいわずと知れたPentiumシリーズ搭載マシン。でも比較的高価な価格帯であり、ハイエンドに属するPCでしょう。Core2シリーズは最近ぼちぼちと現れはじめましたが、それでも少数です。で、一番何が多いかと言えば、言わずもがなのCeleronシリーズ搭載PCですな。もっとも、最新のCeleron4XXシリーズはシングルコアのNetBurstPentiumよりも高性能ですから、体勢に影響はないのでしょうが、それにしても、家電量販店のチラシはCeleronのオンパレード。
もっとも、一般的にはPCに詳しくはない人ってのが、大多数でしょうから、Celeronでも充分なんでしょう。こんなもんかと思っちゃいますからね。

そんな日本一売れてるCeleronですけど、いままで結構な数のPCを組み立ててきましたが、Celeronって、意外と組み立てていないんですよね。っていうか、NetBurst時代のINTELのデスクトップ系って、865チップセットの頃にPentium4 2.6CGHzマシンしか組み立ててないんですよ。PentiumMは組み立てましたがね。あれは、別モノですから。(^_^;)そんなものですから、Socket478のCPUしかわかりません。

ということで、恥ずかしながら今年になってから初めて、LGA775を使ったCPUを組み立てたんですよね。当初、Celeron D 326+ベアボーンと言う組み合わせで組み立てたのですが、組み立てたあと、しばらくしてPentium Dual-Core(以下PentiumDC)なる非常に優秀なCPUが登場しました。当初より鯖マシンという設定でしたので、消費電力の低減を図るべく、発売翌日にはPentiumDC E2160を購入。すかさず換装してしまい、その直後にGIGA-BYTEのGA-P965-S3という965系チップのマザーを購入し、現在の鯖マシンとしているのですが、さて、余ったP5V-900とCeleronをどうしようかと悩んだ末、結局ヤフオク行きとしました。

せっかくだからということで、今回「ジサクピ−シーのつくりかた(Celeron D 326編)として、保有していたことを記録にでも残そうかと思い立ち、久しぶりの「ジサクピーシー」コンテンツの公開とあいなりました。

1 PCの主要パーツについて

今回使用した主なパーツです。まずはマザーボード。

ASUS製 ベアボーンであるP5V900からの抜き取り品。メモリスロットの上に貼ってあるステッカーは「P5V-900」となっていますが、その下のシルク印刷は、「P5VD2-VM」となっていました。

続いて、ハードディスク、今は亡きMaxtor製「DiamondMaX10」250GBの逸品と、Hynix製のDDR2 PC5300メモリー。 512MB×2枚の1GB構成です。

今回の主役、INTEL様謹製の日本で一番売れてるCPU、Celeron様。それの326という2.53GHzで動くというスバラシイCPUです。なんと、64bitのOSでも動きますよ!!

現在外付けBOXに入れられている、LITE-ON製、全部いりDVDドライブ。これを今回使う予定。外付け化してあってもほとんど出番なし。結局使わなかったけどね。

他に、ATXミドルタワーケース「HECブランドのちょっとおしゃれなケース」といつものバクチ電源(350W定格)を用意しました。今回のために購入したのは、いつものバクチ電源と、あとで出てきますが、TEAC製CD-ROMドライブを別途購入してます。

2 マザーボード攻略法(CPU編)

さっそく、CPUを箱から出します。すると、ごらんのように、でかくてウザいCPUクーラーと、その横でいかにも申し訳なさそうに刺さっているCPUが出てきます。主役が小さくなっててどうすんだ!

左側の黒い物体がCPU(主役)。まだ、ランド側は隠したままです。右側のマザーに「IMPORTANT!」と書いてある保護カバーが被さっているところがCPUの設置場所である、LGA775ソケットです。

まず、マザー側のJ字型のストッパーを引っ掛け金具からはずし、写真のように持ち上げます。すると、手前側から、CPUの蓋となる部分が外れますので、写真のように、蓋を持ち上げます。びっしりとピンが「生えてます」。これには絶対に指で触れてはいけません。接触不良の原因および、ピン曲げの原因になります。ちなみにピンを曲げてしますと、最悪起動しなくなるのと同時に、マザーボードは交換。保証も効かなくなります。まだ、マザー側の保護カバーは外しません。

CPUの裏側にハマっている黒いカバーを表側から見たところ。黒い蓋がCPUの縁に引っ掛けてあるのがお分かりでしょうか?

CPU裏側の黒いカバーをはずします。ランドとキャパシタが見えますね。このランドの接点(規則的に並んでいる金色の接点)には絶対に直接触れてはいけません。接触不良になる原因となります。しかし、LGA775って気を使う規格だよね。

続いて、黒蓋をはずしたCPUをマザー上のソケットに載せます。この時、ソケットとCPUの切れ込みの位置を写真のように合わせてください。切れ込みは写真に写っている部分と、写真には写っていませんが、写真の上のほうの2箇所にあります。

続いて、マザー上ソケットのをかぶせます。未だ黒い保護カバーは外しません。

引き続きそのまま、当初のように、J字型フックを金具に引っ掛けます。

J字型フックを金具に引っ掛けると、自然と保護カバーが外れます。圧力で勝手に外れる…というか下手すると保護カバーが飛びますから、多少ご注意を。

さて、外した(外れた)両方の保護カバーは捨ててはいけませんよ。厳重に保管しておいてください。CPUを外した時、これが無いと、CPUとマザー側ソケットを保護するものがなくなってしまいます。ちなみに、マザーボードはこの保護カバーがない、と言うだけで、保証対象外となります。

J字型フックを金具に引っ掛けると、このようにCPUの取り付けは完了です。

引き続きCPUグリスをCPUに塗ります。量としては、この程度で充分です。また、塗り広げなくてもCPUクーラーの圧力で広がるため問題ありません。また、今回はCPUクーラーを使いまわしているため、グリスを使用していますが、買ってきたばかりのCPUリテールボックス品の場合は、当初からグリスがCPUクーラーに張り付いています。その場合はグリスは不要です。

続いて、CPUクーラーをチェックしましょう。写真のように、クーラーの「足」の向きがなっているかチェックします。全部で「足」は4箇所ありますので、全てこのような向きになっている事を確認してください。

下の写真の向きになっている場合は取り付けられません。指でひねって、上の写真の向きに直してください。

きちんと「足」が下の写真のようになっているか確認します。1箇所でも反対向きになっていたら、指でひねって直しておきます。

「足」をマザーボードの取り付け用穴に入れます。下の写真のように入っていればOKです。4箇所とも間違いないように穴に入れます。

そのまま、「足」を上から「グッ」と押し込みます。すると、下の写真のように、白いプラスチックの止め具の間から、黒いフック状のものが出てきて、これでCPUクーラーを固定します。

4箇所の「足」を対角線状に押し込みます。それぞれが上の写真のようになっている事を確認してください。それによって、CPUクーラーが固定されます。下の写真のように、マザーボードがたわみますが、それで正解です。たわんでなければ、どこか押し込みが悪く固定されていない事になります。

3 マザーボード攻略法(メモリ編)に続く

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