FNV日記 番外編 ジサクピーシーのつくりかた(Celeron D 326編)

5 パソコンケースに取り付けよう(デバイス編)

次に電源を取り付けます。今回使用したケースは電源が付属していません。このような場合は別途電源が必要になります。今回使用した電源は350Wの博打電源です。
電源は、Pentium4や初期のAthlon世代の頃には、結構相性問題とかあったのですが、現在主流のCore2やAthlon 64 X2 世代ではあまり相性問題はありません。格安電源でも最低源のパソコン構成であれば、特に問題は起こりにくくなっています。しかし、高性能なグラフィックボードや多数のハードディスクを搭載する場合や多量の拡張カードを取り付ける、と言った場合では、あまり格安な電源は避けたほうが良いかもしれません。特にGeForce8800シリーズやRADEON X2900シリーズなどでは、かなりな電力を要求されますので、500W以上、あるいはそれ以上の電源を使用したほうが、後々問題が起こりにくいと思います。

なお電源の取り付けネジは、電源に付属しているネジを使用してください。(一応インチネジだと思いますが、ネジの長さの関係で、あまり長いネジを使用すると電源を破壊してしまう恐れがあります。)

 

次にドライブ類を取り付けます。まずは、ハードディスク。3.5インチシャドウベイに取り付けます。

 

今回はE-IDEのハードディスクを取り付けましたが、現在ではSerialATA形式が標準です。下の写真のIDE形ハードディスクとSerialATAとでは、インターフェースも異なり互換性はありません。
下の写真のIDEハードディスクでは、左側のコネクタから40ピンIDEコネクタ、ジャンパーピン、電源コネクタの3つのインターフェースを持っています。注意点はIDEの場合、マスターとスレーブという概念が必要です。ハードディスク1台のみの搭載では、ジャンパーピンをマスターの位置にセットしておいてください。Win2000やXP、Vistaでは、マスター、スレーブの設定は気にしなくてもとりあえずは動きます。

 

ハードディスクを、インチネジで固定します。当然、両側とも固定します。ハードディスクは振動に滅法弱いデバイスです。しっかりと固定しておいてください。さもないと、ハードディスク自体の振動でハードディスクの寿命を縮めてしまいかねません。

 

電源からの24pinATXをマザーボード側のATX電源コネクタに取り付けます。ついでに、IDE用フラットケーブルもマザーボードのコネクタに取り付けます。

 

マザーボードに取り付けたIDEケーブルの反対側をハードディスクに差し込みます。

*ワンポイント…
最新型のマザーボードでは、IDEポートが1つ、あるいは全く無いというマザーボードも存在します。最新型しか見た事が無いというジサク初心者には、IDEの法則というのがわかりにくいかもしれません。そこで、ちょっとおさらい。

1-A IDEの法則…ちょっと前のマザーボードにはIDEポートが2ポート(プライマリとセカンダリ)、あるいはそれ以上装備されていました。一般的なチップセットは、IDEポートを2ポート分サポートしているものが大多数でした。マザーボードによって2ポート以上装備されていたものは、チップセット以外のチップ…たとえば、J-Micronや、ITEなどのRAIDチップによるオンボードRAID機能を提供するもので、チップセットによるサポートはあくまでも2ポートが標準です。ハードディスクや、CDドライブなどのデバイスはIDEによる接続が標準であり、SerialATAによる接続はむしろ標準外でありました。
わかりにくいと言われるのは、IDEポートは2ポートで、なおかつ、1つのポートに2つのデバイスが接続可能である、という点です。従って、ちょっと前の一般的なマザーボードにはハードディスクとCD系ドライブの両方のデバイスが合計4台搭載可能という点です。ポートが2つで接続可能な機器が4台ということは数が合いませんが、これを可能とするのが、マスターとスレーブと言う関係です。1つのIDEポートにマスターとスレーブと言う関係で2台のIDE機器が接続できます。このマスターとスレーブという設定を行うのがジャンパーというピンヘッダです。これはIDE機器に装備されており、ジャンパーピンという小さなピンを差し込むことで設定できます。
すなわち、プライマリIDEポートにマスター機器とスレーブ機器、セカンダリIDEポートにマスター機器とスレーブ機器、合計4台のIDE機器が搭載できるということになります。
Windows2000やXP、VISTAを使うのであれば、特に気をつける必要はありませんが、WindowsMEや98を使用する場合は接続順に気をつける必要があります。起動ハードディスクをどのポートに接続するか?という点が問題になるからなのですが、起動ハードディスクはプライマリIDEポートのマスターに接続する、と言う事を覚えておいてください。

 

引き続き、電源4ピンコネクタをハードディスクに差し込みます。電源ピンは向きがありますので、電源コネクタの向きと合わせて差し込みます。

 

ついでに、余った電源コードは各種ファンに触らないように束ねておくと、ケース内のエアフローの邪魔にならず、ケース内温度の上がりすぎ防止にもなります。

 

次に、CDドライブを取り付け、IDEケーブルも取り付けます。

*ワンポイント…
先ほど、IDEポートはプライマリとセカンダリがあると記載しましたが、CDドライブ系はセカンダリに繋ぐことが吉です。ハードディスクと同じチャンネルに繋ぐと、ハードディスクの速度低下の原因となります。

 

ハードディスクと同様、電源コネクタを接続します。

 

反対側をマザーボード側IDEポートに差し込みます。

 

これで、接続は完了です。フロッピードライブは取り付けていませんが取り付ける場合は、IDE機器と同じように、ケーブルで接続します。但し、ケーブルはIDEケーブルではなくFDDケーブルを使用します。

 

その後、WindowsなどのOSをインストール、各種ドライバをインストールして完成です。最後にデバイスマネージャーで「X」や「!」が無い事を確認して完成となります。

これで、ジサクピーシーのいっちょ上がり!です。

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