ジサクピーシーのつくりかた その5(INTEL Atom N230編)

今回までこのページを読んでいただいた方々は、既に数台のパソコンを作られたことが多いと思います。本ホームページでは、今まで、Athlon64、PentiumM、Celeron、GeodeNXを作ってきた記録として公開しているという一面もあるのですが、今回、またまた、物欲を刺激されるモノが話題になってたりします。そう…UMPC(Ultra-Mobile PC…略してUMPC)と呼ばれる極めて小さい小型のタブレットノートパソコンです。厳密に言えば、最近のASUS製EeePCや、AcerのAspire one、MSIのWindBookなどが有名なところですな。しかし、これらは、タブレット型ではなく、ごく小さなノートPCであり、厳密にはUMPCではありません。これらは、ULCPC(Ultra Low-Cost Personal Computer…めちゃめちゃ低価格なパソコン)と呼ばれている、いわゆる低価格ノートPCです。
今までは、いくら安いとは言え、ノートPCともなれば、最低でも6〜8万程度であり、さらにB5ノートともなれば、軽く10万超えは当たり前でした。それが、いきなり4万円台〜となれば、バカ売れするのも無理からぬことです。しかし、UMPCとULCPCとは、どうもごっちゃになっている感もありますね。
では、ULCPCの定義とは…と言いますと、MicroSoftでは次のように定義しています。

1 CPU:INTEL Atom、VIA C7、AMD Geode LXなどの低速シングルコアCPU
2 メモリ:1GB以下
3 HDD:160GB以下
4 ディスプレイ:14.1インチ以下
5 タッチスクリーンの有無:どちらでもかまわない
* (以前はディスプレイ10.1インチ以下、タッチスクリーン無しというのがULCPCの条件でしたが、本年7月に改正されたようです)

なんで、これらのノートPCはこんなに安いのか?と言うと、MicroSoftがこれら上記の条件を満たせば、
WindowsXP HOME EDITIONを格安で提供するからなんですね。一説によると、OEMベンダー向け価格で\2,500程度とか…

そんなわけで、ULCPC向けに本来開発されたCPUの中で、一番の話題は何と言ってもINTEL製のAtomです。何せINTEL自らCPUオンボードのマザーボードを発売してしまうくらいですからね。

そんなAtomですが、INTELの他にもGIGABYTEやECSからmini-ITXボードが、また、MSIからは、mini-ITXではありませんが「ほぼ」mini-ITX規格のマザーボードが次々と発売されました。デスクトップ向けのネット端末とも言うべきか、あるいは、ルーター代わりか簡易サーバ程度での用途くらいしかないと思いますが、いずれにしてもその経済性は魅力です。


翻って、今年の私のPCラインナップですが…ML115にハマってしまったため、たいしたアップグレードもできずじまい。更には、昨年度鯖をそのまま使い続けるという金欠病にも陥ってしまい、どうにもならなかったのですが、改めて電気代の請求を見てビビってしまいました。なんと月間10,000円超え…そんなにエアコンを点けているわけでもなく、常時稼動は冷蔵庫と鯖くらい。これはやっぱりなんとかせんとアカン!と某宮崎県知事のごとく対策することにしました。
Atomの存在そのものは気にはなっていましたが、今ひとつ踏ん切りがつかなく、イーモバイルとの包括ボッタクリ契約でAspireOneでも買おうかなと思っていた程度でしたが、どうにも切羽つまってきましていつものようにアキバに行ったとき、ついにGIGABYTE製のGA-GC230Dをポチってしまいました。ついでに、UNITCOM扱いのmini-ITXケースも安くてオサレっぽかったんでついでにゲット。

これで、約1年半、活躍してくれた、現行鯖とおさらばとなります。

1 今回使用したパーツ類

今回使用したパーツです。

UNIT-COM製mini-ITXケース。SFX 250W電源付き。

決め手は、3.5インチHDDと5インチベアドライブが乗せられること。mini-ITXケースって、2.5インチHDDとスリムドライブって組み合わせが多いんだよね…3.5インチHDDと5インチドライブが載せられるってことは、パーツの使いまわしができるので、それが一番の決め手となりました。

内臓されていたSFX電源。まぁそれなりの電源でしょう。

本鯖のキモとなるGIGABYTE GA-GC230D。ちなみにAtomプロセッサは左側の金色のヒートシンクの下にあります。ファンが付いているのは、チップセットであるノースブリッジの945チップ。その右側が、サウスブリッジのICH7です。一般的なマザーボードと異なり、チップセットにファンが付いてます。

他のパーツは全て前鯖である、PentiumDCマシンからの流用です。まずは、CFD販売のDDR2メモリ PC2-5300の1GB品。PC-6400メモリは起動しないことがあるようで。あえて遅い規格のものを取り付けます。


2 さっそく組み立て

まずは、マザーボードのメモリスロットにこのメモリを取り付けます。止め具をグイっと広げて…

メモリとスロットの切り欠きの位置を合わせて、グイっと押し込みます。
何回も作っていると、もう慣れましたよね。

止め具がしっかりとメモリを固定したことを確認します。カチっと音がします。

マザーボード上へのパーツの取り付けは「とりあえず」これでおしまい。引き続き、ケースにマザーボードを取り付けます。

ケースの全バラシ状態。なお、mini-ITXケースは通常のATXケースやmicro-ATXに比べてとても小さいため、作業手順を考えながら作業しないと、あとあとで泣きを見ます。
このケースも、電源とフロントパネルを取り外した状態で作業します。特に電源は必ず最初に取り外してください。

ケース付属のネジでマザーボードをケースに取り付けます。取り付け作業自体は「簡単カンタン」。マザーボードの4スミをネジ止めするだけです。

次に、PCIスロットに取り付けるものがあれば、この時点で取り付けてしまいます。今回は前鯖から取り外した、ONKYOのサウンドボードである、SE-150PCIを取り付けました。

こんな感じ。マザーボードが底面に対して水平に付きますので、拡張ボードは垂直になります。

続いて、ケースのスイッチ類をマザーボードのピンヘッダに取り付けます。とにかく基本は、一番下側に取り付けないといけないものから順番に取り付けていきます。

上から見た状態。拡張ボード、ケースのスイッチ類用ピンヘッダ、前面パネルUSB端子などを取り付けた状態。

ハードディスクの取り付け。このケースでは、拡張ボードの反対側に立てるようにHDDを固定します。なお、このHDDも流用品。

serialATA用ケーブルもマザーに取り付けておきます。

電源の仮置き。ごらんのように電源がマザー上面を覆ってしまうため、先にケーブル類の結線が必要になるのです。

ATX12Vコネクタの取り付け。先に取り付けておきます。また、IDEケーブルも先に取り付けておきましょう。

電源の取り付け。いま一度、付け忘れたケーブル類はないか…もう一度確認です。また、電源を取り付けると、電源から出ているケーブルがすごく邪魔になります。あまったケーブルの配線もある程度考えておかないと、後々始末が大変になります。

3 組み立て編2に続く…(現在鋭意製作中…)

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