国道289号線

昨日いつものように早朝ツーリングに出かけた先で、ふと思った。
そういえば、近くにあの有名な「登山国道」があるではないか!これは行ってみるしかない!

ということで、さっそく行ってきました。

登山国道、国道289号線。

 


Q1  国道289号線とは?

新潟県新潟市を起点とし、福島県いわき市に至る、延長約285kmの一般国道で途中、燕市、三条市、下田村、只見町、田島町、下郷町、西郷村、白河市、棚倉町、鮫川村を経て、いわき市に至る。
この国道の特徴的なところは、途中の新潟県下田村と只見町、及び福島県下郷町と西郷村の2箇所が車両の通行ができない分断国道となっていることであります。

Q2  なぜ登山国道なのか?

国道とは法律で以下のように定義されています。
国土を縦断し、横断し、又は循環して、都道府県庁所在地(北海道の支庁所在地を含む。)その他政治上、経済上又は文化上重要な都市(以下「重要都市」という。)を連絡する道路
重要都市又は人口十万以上の市と高速自動車国道又は前号に規定する国道とを連絡する道路
二以上の市を連絡して高速自動車国道又は第一号に規定する国道に達する道路
港湾法(昭和二十五年法律第二百十八号)第四十二条第二項に規定する特定重要港湾若しくは同法附則第五項に規定する港湾、重要な飛行場又は国際観光上重要な地と高速自動車国道又は第一号に規定する国道とを連絡する道路
国土の総合的な開発又は利用上特別の建設又は整備を必要とする都市と高速自動車国道又は第一号に規定する国道とを連絡する道路

すなわち、国道は起点と終点が他の国道と接続していなければいけないとか、その地域にとって重要な位置づけがあるとかの要件を満たすことが必要なんです。しかし、立派な道である必要はなさそうです。

翻って289号線。
つまり、289号線が国道という要件を満たすのには、他の国道と接続している必要があるだけで、車やバイクが走れない道でもぜんぜんOKなんですよね。だから、登山道でも獣道のような道路でも全く問題はありません。ちなみに、登山国道のほかにも、国道58号線などという鹿児島市と那覇市を結ぶ海上国道などというものも存在します。(ちなみに58号線の本土陸上部分は700Mしかありません。)また、他にも国道339号には「階段国道」などという道路も存在します。

今回行ってきたのは、福島県西郷村側。

那須甲子有料道路を福島側に下りて来ると、そこが国道289号。整備された2車線道路でした。そこから甲子温泉に向かうこととなります。しばらく走ると、通行止めの標識があり、旧道に向かいます。

その後再びバイパス部分に復帰。トンネルを抜けると…

いきなり通行止め。
写真の奥には甲子山トンネルが見えます。矢印に従い左折。

アーチ橋はすでに完成。しかし鉄骨がどうも錆びているように見えるのは気のせいか?

ご丁寧にも「会津方面へは通り抜けできません」の看板も設置。

通り抜けてきたトンネル。安心坂トンネルなんて言われても、ちっとも安心できる道路ではありません。

その後、左側に下りていくと、大黒屋に到着。建物を脇に見ながら駐車場を通り過ぎると、このような建物が見えます。
ここが登山道のスタート地点。レッキとした国道です。

大黒屋駐車場の奥にある建物の間を進みます。ベンチが国道を「通せんぼ」しています。ベンチがなければそのまま車で下りていってしまう人も多いのでは?

建物の間を抜けて見上げると「甲子温泉」(かしおんせん)の看板が…

大黒屋の建物にはおびただしい数のツバメの巣が張り付いていました。

そして、細い道を下りていくと例のおにぎり看板が見えてきます。

細い橋が国道289号線。

反対側からはこんな風に見える。道路の先には大黒屋の建物がかすかに見えます。確かにここまで車で下りてきちゃうと、Uターンもできそうもありません。ベンチの設置は正解でしょう。

橋の上から左側を見ると、こんな感じ。スゲー水量。

階段を上る。

何やら正面に滝が見えます。と、画像の左に注目!見覚えのある青い看板が!

これが噂のおにぎり看板。

反対側。道端は崩落しそうで、立ち入り禁止のビニールがお情け程度に取り付けてあります。

さらに進むと…

甲子山と書いてある方角が国道289号

これがその道。甲子山への登山道となっています。

ちなみに白水滝はこちらです。

 

2005,9,5